人気漫画を実写化した映画が数多く作られ、そのほとんどが失敗に終わるという負の連鎖が続いている。そんななか、早くも大爆死確実と囁かれているのが来年春公開予定の「無限の住人」。「テラフォーマーズ」や「進撃の巨人」を遥かに超える“実写化映画の失敗作の代表例になるのではないか”との疑念が持ち上がっているという。
その理由とされるのが主演を務める木村拓哉。主人公の万次は正義心から犯した殺人の罪で追放され、やがて不老不死となる全身傷だらけの隻眼の剣士。以前から木村のイメージとは合わないと言われてきたが、11月6日にキービジュアルが公開されると、やはり万次とキムタクは合わないと嵐のようなブーイングが起こっているのだ。
「ビジュアルを見ると、確かに顔の傷以外はいつもの“キムタク”そのもの。今にも『ちょ、ちょっと待てよ』とお約束のセリフを言い出しそうです」(映画ライター)
傷の特殊メイクが安っぽい点も不安を加速させている。キービジュアルの傷は痕が盛り上がっているのだが、「傷はへこむものではないのか。へこませる特殊メイクは時間も金もかかるが、盛り上がらせるのは簡単。安く済ませようとしているのではないか」という指摘も飛び出し、完成度が心配される始末。
「監督が『テラフォーマーズ』という失敗例のある三池崇史監督であるのもファンをやきもきさせているようです。『テラフォーマーズ』は『進撃の巨人』ほど批判されることはありませんでしたが、それはファンがそれほど熱くないからです。では『無限の住人』はどうかというと、『進撃』や『ジョジョの奇妙な冒険』よりも熱心と言っていいでしょう」(漫画誌ライター)
イマイチな仕上がりであればファンに激しく叩かれるのは確実。失敗作の代表例という烙印を押されることが、すでに決まっているのかもしれない。
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