秋の連続ドラマで、回を重ねるごとに視聴率右肩上がりなのが、新垣結衣主演の「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)。ドラマ好調の秘密は、ストーリーの面白さ、ガッキー人気もさることながら、思わぬ男優の活躍が注目を集めている。
「このドラマで“スーパーハイスペックイケメン”の風見涼太役を演じる大谷亮平が、今女性ファンの間で『フェロモンがムンムン』『万国共通アジアのイケメン』として大変な人気を呼んでいます。大谷はすでに36歳。韓国のドラマでブレイクした後、日本で遅咲きのドラマデビューを果たしました。ちょうど1年前にNHKの朝ドラ『あさが来た』でブレイクしたディーン・フジオカと同じ逆輸入俳優だけに、“第2のディーン”の呼び声が高いですね」(テレビ誌ライター)
日本でモデル活動をしていたものの鳴かず飛ばず。2003年に韓国で「ダイキン」のCMに出たところ人気に火がついて、CMだけでなくドラマでも活躍。2014年には、「韓国ドラマアワード2014グローバル俳優賞」を受賞して、韓国での人気を確かなものにしたという。
「俳優の竹野内豊に激似なことから、兄弟説も流れましたが、そんな事実はありません。高校時代は大阪の名門バレー部で活躍。大阪府代表選手のキャプテンも務めていたというスポーツマンでもあります。延世大学に6カ月間通って韓国語をマスターした本格派で、しかも独身。ディーン・フジオカの時は妻子がいて、世の奥様たちをがっかりさせました。ディーンより大きな“大谷フィーバー”が起きるかもしれませんよ」(スポーツ紙デスク)
そうした世の中の動きを知って知らずか、大谷はインタビューなどで「好きな女性のタイプ」を聞かれると、「気が強くない人」と答えている。
「これは明らかに、気の強い韓国の女性よりは、日本人女性のほうが好きというニュアンスを込めてリップサービスしています。日本のマーケットを強く意識していますね。本人は、NHKの朝ドラどころか、大河ドラマを狙っているとも言われています。36歳、遅咲きのブレイクだけに、このチャンスを掴みたいという思いが相当強いようです」(前出・スポーツ紙デスク)
この勢いが本物なら、「大谷」といえば二刀流のプロ野球選手「翔平」ではなく、「亮平」が真っ先に挙がるようになるかもしれない。