芸能

「のん」主演アニメ映画が10位発進も観客数は「君の名は。」2倍の大ヒット!?

20161116nonen

 能年玲奈から改名した“のん”がヒロインの声を務めるアニメ映画「この世界の片隅に」が11月12日に公開され、週末の興行収入ランキングで10位に入った。ロングランを続ける「君の名は。」や話題作「デスノート」に及ばないのはともかく、杏の初主演映画「オケ老人!」にも負けるなど、ネットでは「これでのん終わった」という評判も少なくない。だが映画ライターはそんな批判を的外れだと指摘する。

「同作品は大手映画会社の配給ではなく、独立系の映画館を中心に全国63スクリーンのみの上映ながら、ベストテンに入ったのですからむしろ驚きです。直近の数字を『君の名は。』や『デスノート』と比べると、供給座席数は10対7対1と大差がついていますが、販売数では5対2対1と、その差は大きく縮まります。スクリーン単位で見れば『君の名は。』の2倍、『デスノート』の3倍以上も客が入っている計算で、大入り盛況と言っていいでしょう」

 しかも同作品は「ぴあ映画初日満足度ランキング」にて堂々の1位に立っており、評判は相当いいようだ。このタイミングに合わせたのか、のんは女性誌のインタビューやマンガ誌のグラビアに相次いで登場。極めつけは、創作あーちすととして描いたオリジナルキャラクター「黄色いワンピースのワルイちゃん」のグッズが11月20日から原宿と銀座で先行発売され、先着100名がのんとの「ハイタッチ会」に参加できることも決定したことだ。そんなのんの動向を芸能ライターが推測する。

「彼女は今回の映画『この世界の片隅に』を最大限に活用しているようですね。舞台挨拶にも相次いで出席していますが、改名後には人前に出る仕事が東北地方に限られていたため、ファンの熱狂度は高いようです。同作品の人気が『君の名は。』のように爆発すれば、のんに対して静観を決め込んできたメディアも無視できなくなるはず。年末にかけてのんを見る機会が増えることになりそうです」

 考えてみれば、能年玲奈の人気が爆発したのはNHK連続テレビ小説「あまちゃん」がキッカケだった。そして今回、のん人気が「この世界の片隅に」で爆発するようなら、彼女は作品に恵まれる星の元に生まれたのかもしれない。

(白根麻子)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
3
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き
4
段ボール箱に「Ohtani」…メジャーリーグMVP発表前に「疑惑の写真」流出の「ダメだ、こりゃ!」
5
巨人が手ぐすね引いて待つ阪神FA大山悠輔が「ファン感謝デー」に登場する「強心臓」