「ジョジョの奇妙な冒険」や「無限の住人」など漫画が次々と実写化されていくなか、話題にのぼることすらなかった作品がまさかの舞台化されることが明らかになった。その作品は「ハイスクール!奇面組」。
奇面組は1980年から週刊少年ジャンプで連載されていた漫画で、個性的な顔をした男子生徒5人が主人公。当初、5人は中学生だったため「3年奇面組」のタイトルでスタートし、高校に進学してからは「ハイスクール!奇面組」になった。
「これまでに漫画『ギャグマンガ日和』を演出した、なるせゆうせいが手がけるそうです。『奇面組』は連載当時は大人気でしたが、その後はあまり語られることがなかった作品なので、まさか舞台になるなんて‥‥。しかも、舞台化には高いハードルがあるんです」(漫画誌編集者)
その問題点とは、「キャスト」だと、この漫画編集者は指摘する。「奇面組」はその名前のように、変わった顔をした男子5人が主人公。顔を寄せ合って閃光を放つ「奇面フラッシュ」という必殺技を持っており、イメージに合う役者を探すのは苦労しそうだ。
「舞台化にあたってキャストのオーディションが行われるそうです。もし高畑裕太があんなことになっていなければ、彼がぴったりなんですが‥‥」(エンタメ誌ライター)
高畑裕太は共演した女優の鈴木砂羽に「ハイスクール奇面組顔」だとインスタグラムで指摘され、後に自身も認めている。ネットでも「笑った顔が奇面組」「奇面組の気持ち悪さが感じられる」と評判で、実写化するときは高畑以外に考えられないという声もあったほど。それだけに、ファンは高畑の事件が残念でならないようだ。