2人の人気キャスターが人知れずストレスをため込む一方で、テレビ東京の大江麻理子キャスター(38)は、無遠慮な言動で周囲を凍りつかせていた。局関係者が内情を明かす。
「大江さんがメインキャスターを務める『ワールドビジネスサテライト』(以下、WBS)の打ち合わせで、スタッフはいつもウンザリさせられていますよ」
「WBS」といえば経済情報を扱うテレ東の看板番組。会議でもビジネス界の動向が議題に上るが、大江は事あるごとに、
「それはうちの夫がこう言っていました」
「夫が言うには、その話は違います」
と、ダメ出しを連発してスタッフはずいぶんオカンムリだというのだ。
「その場にいない“夫”を主語にして意見することが多いんです。そんな大江さんに注意できる人間はいません。『また出たよ‥‥』と半ば諦めている人が大半です」(前出・局関係者)
2001年に入社した大江は、「モヤモヤさまぁ~ず2」をはじめ、数々のバラエティ番組を担当し、人気アナに上り詰めた。
しかし、14年3月にニューヨーク赴任から戻って「WBS」のメイン司会に抜擢され、その半年後にマネックス証券創業者との結婚を発表。打ち合わせで大江が「夫が、夫が‥‥」と連呼していた人物こそ、その松本大氏(52)である。
「松本さんと親密になったのは、大江アナが仕事の相談をしたことがきっかけ。今でも番組に関して松本さんにアドバイスをもらうのが日課なんだとか。経済界の第一線で活躍する旦那さんの考えを信頼するのもわかりますが、打ち合わせの話は、社内でも話題になっていて『すっかり松本さんに操られているのでは』なんて噂までささやかれています」(別の局関係者)
ま、公私混同が指摘されるのは、2人の夫婦生活が順調な証拠でもある。
「夫婦仲は良好なようで、大江さんが忙しい合間を縫って手料理をふるまうことも多く、松本さんは『けっこうおいしいんですよ』と周囲にノロケていると聞きますね。また、大江さんは結婚しても仕事への姿勢を変えない。そんな彼女を慕う局員は多い」(番組関係者)
番組作りだけでなく、子作りにも意気込みをのぞかせている。
「大江さんは『40歳までには‥‥』と妊活に意欲的です。ただ、仕事面でも私生活でもプレッシャーを感じているのか、最近はかなりやつれてしまったように見えます。打ち合わせでしきりに夫の話を出すのも、何かと心細くなっている証拠かもしれません」(前出・番組関係者)
悲願のオメデタ報告で、周囲のイライラと“モヤモヤ”を晴らしてほしい。