剛力彩芽を落としたZOZOTOWN・前澤社長の「新規球団参入宣言」が話題になった今季プロ野球。球界再編はさておき、視聴率難にあえぐテレビ業界の再編も必須だ。ということで、女子アナ通の三賢人が局の顔たる「プロ女子アナ」を選択指名、「理想のテレビ局」を作る「ドラフト会議」を実施した!
本特集では、10月25日に実施されたプロ野球ドラフト会議よろしく、架空のテレビ局編成責任者が「報道」「情報番組」「バラエティー」「スポーツ」「深夜番組」の5ジャンルを任せたい女子アナを指名する。先陣を切るのは女子アナウォッチャーの丸山大次郎カントクだ。
「現代は若者のテレビ離れの時代なので、オヤジ世代にウケる30歳以上の女子アナに指名を絞りました」
まず、各局エース級アナを投じる「報道」ドラフトの指名から。丸山カントクは9月の再編で「報道ステーション」を退いたばかりの小川彩佳アナ(33)をサプライズ指名した。
「従来のキリッとした女性キャスター像だけでなく華やかさもあって、進行、原稿読みも上手でした。降板は嵐の櫻井翔との熱愛を世間的にいじられすぎたからでしょうか。我が局でまだまだ、メインとして活躍してもらいたい」
系列のAbemaTVへと“島流し異動”させられた不遇をおもんぱかり、「カムバック賞」を期待するのだった。
続いては、女子アナに詳しいテレビ解説者の木村隆志スカウト。1位指名は林美沙希アナ(28)である。
「10月からは夕方の看板報道番組『スーパーJチャンネル』のメインキャスターに就任しました。テレ朝が次世代の報道エースに推している存在で、この先10年はレギュラーを担ってもらえる人材だと思います」
木村スカウトがドラフト指名のコンセプトを語る。
「スポンサーの心をつかんで広告収入を引き出す好感度重視のテレビ局。番組制作にも力が入り、長く愛される局になるはず。女子アナの指名もその視点から行いました」
正統派の美形で才媛と呼ぶにふさわしい林アナはまさにうってつけだが、さらなる魅力を、ベテランのテレ朝社員が力説する。
「実は隠れ美巨乳。細身だから、カップ数で言うとDはあるはず。たまにピタッとしたニットなんかを着ていると、目の毒なくらいにおわん形バストがクッキリ浮き出ています!」
3人目の女子アナ賢人で、自身も朝の帯番組「スーパーモーニング」(テレビ朝日系)で司会を務めた経験を持つ、コラムニストの亀和田武GMは、報道色のついていない須黒清華アナ(34)を選択した。
「決して奇をてらった人選ではなく、『出没!アド街ック天国』や以前担当していた『ウイニング競馬』を見ていても、進行は抜群に上手。ニュース原稿を、ちゃんと文脈を理解しながら読める技術も持っているので、一度報道のメインで見てみたいと思っています。安定感がすばらしいんですよ。派手さよりも堅実さ、安心して見られるテレビ局を目指す私としては、真っ先に確保したい人材です」
まるで無安打でも1点が取れるチームのようなテレビ局の軸となるか。
三者三様のセレクトで、各局ともに幸先のいいスタートを切ったところで、お次は「バラエティー」ドラフトを見てみよう。亀和田GMの選択は林田理沙アナ(28)。人気番組「ブラタモリ」でアシスタントを務めるが、もっと鮮烈な印象を残した番組があるとイチ推しする。
「9月にEテレで放送され一部で大きく話題になった『植物に学ぶ生存戦略 話す人・山田孝之』で、クセ者の山田と対等に渡り合い、リアクションもバッチリでした。バラエティーとは無縁のようなルックスながら、意外なコメディエンヌぶりを発揮していました」
一方、丸山カントクは、あのレジェンド女子アナの再コンバートを熱望指名する。
「大江麻理子アナ(40)です。NY転勤前に『モヤモヤさまぁ~ず2』で見せていた、出すぎないのに存在感がある、バランスのいい進行テクニックを復活させてほしい。今の凛々しいキャスター姿とのギャップも楽しめると思います」