12月1日、「2016ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞が発表され、ノミネートされた30語の中から「神ってる」が選ばれた。
数々の流行語の中には、頻繁に使われたはずなのにこのように日の目を見ることなく、闇に追いやられてしまう言葉がある。
例えばこの秋、タレントから艶系女優に転身した坂口杏里のDVDを観た視聴者たちの言葉は、一気にネット上を駆け巡った。
「あの有名人が一糸まとわぬ姿。笑顔からカメラを下ろしていくと漆黒の剛毛。視聴者が元カレのギャグにかぶせて思わず叫んだ『なんて毛だ!』は秀逸なひと言ですよ」(週刊誌記者)
“ゲス不貞”が話題になった今年。釈明会見で取材陣を感心させた三遊亭円楽師匠の“なぞかけ”が大好評となった。
「(今回の騒動とかけて東京湾を出て行った船と解く。その心は)『航海(後悔)の真っ最中』はお見事でした。会見自体、質問も時間も制限なしと潔く、『ベッキーとは大違い』と取材陣が大絶賛でしたからね。『航海~』はスキャンダルから生まれた裏流行語に相応しい名言だったと言えるでしょう」(芸能ライター)
受賞こそならなかったものの、お騒がせ芸能人の本領を発揮した藤原紀香の言葉もノミネートされた。
「熊本大地震の時に紀香がブログに残した『火の国の神様、もうやめてください』は、被災地の人たちが罰を受けることをしたかのようだと批判が集まり、後に削除。梨園の妻なのに裏方に徹することなく、芸能活動もブログでの主張も続ける紀香をよく思わない人は少なくありませんよ」(前出・芸能ライター)
12月5日発売の「アサ芸シークレットVol.43」では、そんな今年の裏流行語に着目し、珠玉の30語を厳選。その中から栄えある「裏流行語大賞」を選出している。
今年のスキャンダルを、裏流行語で振り返ってみては?