12月1日、今年の世相を反映した「2017ユーキャン新語・流行語大賞」が発表され、年間大賞には「インスタ映え」「忖度」の2つが選ばれた。
しかし、話題にこそなったものの、それこそ“忖度”によって消え行く言葉もある。そんな“裏流行語”にスポットを当てて顕彰してみよう。
まずは、元SPEED・今井絵理子参議院議員のあのひと言だ。
「妻子のいる橋本健神戸市議(当時)との不貞疑惑が発覚し、釈明会見で放った『一線は越えていない』。男と女が2人で一夜をともにすれば、それは一線を越えたと思われても仕方がないでしょう。ネット上では、何を持って一線かの議論が紛糾。ちゃんと避妊をしたと言いたいのでは?といった妄想意見までありました。この言葉は、後の宮迫博之や山尾志桜里衆議院議員の不貞疑惑でも用いられ、汎用性の高さにも注目が集まりました」(週刊誌記者)
同じく元SPEEDの上原多香子の衝撃的な言葉も“助艶女優賞”ものだ。
「上原の夫で14年9月に自殺した、ヒップホップグループ『ET‐KING』のTENNさんの弟が、上原の不貞行為を女性誌で告白。相手は俳優の阿部力で、当時の2人のLINEには愛を確かめあうかのような熱いやり取りが。その中には上原から阿部に向けた『肌を合わせて感じるフィット感が今までとはまるで違う』という、肉体関係を思わせる文言もあったというのです」(芸能ライター)
不貞疑惑を直撃された宮迫博之が、とっさに口にした言葉には「演芸賞」を贈りたい。
「不貞を否定したものの、出てきた言葉が『オフホワイト』。ほんのり色つきだと認めるかのようなこの発言は大きな話題になりました。12月4日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で加藤浩次が語ったところによると宮迫は、『更生して飲みにも行っていない』『(大好きだった)ドクロの服も身に付けていない』のだとか」(前出・週刊誌記者)
現在発売中の「アサ芸シークレットVol.49」の「裏流行語大賞」では、今年下半期に芸能界、政界を彩った数々の裏流行語を紹介している。去り行く2017年を、これらの言葉で総括してみては?