12月3日、2018年の世相を反映した「2018ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)が発表され、平昌五輪カーリングの日本女子代表チームの「そだねー」が大賞を受賞した。
この「流行語」が表だとすれば、さまざまな恨み、嫉妬、怒り、嘲笑を込めた裏の言葉もまた、世の中で使われ広まるのだ。
そんな2018年の「裏流行語大賞」が、現在発売中の「アサ芸シークレットVol.55」にて掲載されている。
表同様に裏でも注目を浴びたのが、日本ボクシング連盟の前会長・山根明氏の「男山根」だ。
「本家の流行語大賞で『奈良判定』がトップ10入りし、山根氏は激怒していました。ノミネートされた段階では『(ノミネートされるなら)“男山根”のほうがよかった』と語っていましたが、裏流行語でみごとノミネート。疑惑の判定だけではなく、グローブの独占販売疑惑、アウトレイジな人脈などなかなか濃厚な人物ですが、戦後から高度経済成長期にかけての息吹を感じさせるところが、平成も終わろうとしている今、おもしろがられたのでしょう」(芸能ライター)
長きにわたって日本の農業を見つめ、福島の復興にも尽力。そんな国民的アイドルグループメンバーの不祥事は芸能界を震撼させた。「山口メンバー」の未成年に対する強制わいせつでの書類送検だ。
「かつて、稲垣吾郎が道交法違反や公務執行妨害で逮捕された時に“稲垣メンバー”として使われましたが、やはり“山口メンバー”という使い方に違和感を唱える人も少なくありませんでした。一説には、被害者と示談が成立し、被害届を取り下げる動きがあり、逃亡の恐れがないから、なのだとか。それでも“山口容疑者”と報じた新聞もあり、騒動のてん末とともに裏流行語として広まっていきました」(女性誌記者)
竹やぶに車を突っ込み、ドライバーは後部座席の女性のもとへ。そこで何を突っ込んだのか、夜の闇の中で響き渡るのは、車の軋む音…。
夫も子どももいる女子アナの背徳的な逢瀬が週刊誌に報じられ、世の中をザワつかせた。
「フジテレビの秋元優里アナが、横浜市郊外の竹林で同局の男性と車を“ユサユサ”。その後、秋元アナは夫である同局の生田竜聖アナと離婚が成立。すべての担当番組を外され、ナレーションを読み上げる仕事くらいしかさせてもらえなくなったのだとか『竹林不貞』は、秋元アナの艶っ気を語るうえで欠かせない言葉となりました」(週刊誌記者)
誌面では、スポーツ、芸能、政治・社会部門で27の裏流行語を紹介。あなたが失笑を禁じえない、あるいは怒りを思い出す言葉は、果たしてどれだろうか。