坂口杏里(25)のあの噂のメーカーからのデビューに動揺したわけではなかろうが、元恋人のバイきんぐ・小峠英二(40)が暴発。ひそかにある夜のお店でトラブルを起こしていたというのである。
まだ春先の今年4月5日、深夜0時を回った頃だ。人気嬢の受付が入居しているビルの一室に男が入っていった。
状況を把握する、都内の風俗関係者が話す。
「そのお客さんは民族衣装のような布を身にまとい、頭には顔の広範囲を覆い隠せる網状のものをスッポリかぶっていたそうです。とても目立つ格好をしていましたが、素顔をさらしているわけではなかったので、対応した店員さんもこの時点では相手が有名人とは思わず、パッと見、ホームレスにさえ見えたそうです」
店員が「初めてですか?」と問うと、その客は、
「初めてです」
と答え、はやる気持ちを抑えられない様子だったという。ちなみに同店は、風俗通が店選びに利用する、口コミサイトで長らく上位にランクインしており、一見の客が訪れることも数多いようだ。
「店員さんが受付の手続きを進めようとした時、次のお客さんが入ってきそうになったんです。すると、受付中のそのお客さんが扉を閉めようとした。店員さんが『扉は開けておいてください』と店のルールを告げたのですが、『いや、ちょっと‥‥』と閉めたんです。人目をはばかるような態度に、不審に思って、あらためて見てみると、お笑いコンビ・バイきんぐの小峠にソックリだったといいます」(前出・風俗関係者)
小峠といえば、14年12月に坂口と交際をスタートさせたが、昨年6月に別れたと報じられている。破局後も坂口の相談相手になっていたようだが、新恋人の存在は浮上していない。元恋人に「いい人」とも評される男は、人知れずストレスをため込んでいたのだろうか。
話をホテヘル受付でのやり取りに戻そう。
小峠は酔いが回っており、受付はスムーズにいかなかったという。とはいえ、プレイへの要求はしっかりと主張し、
「とにかくかわいいコがいい」
「指名写真と実物が違うことはありませんか? もし違ったらどうしますか?」
などと、やつぎばやにまくしたてていたようだ。
結局、店員からきちんと説明を受けると、スレンダー巨乳の二十歳のギャル系美少女Aちゃんを指名し、1人で指定されたホテルに向かっていった。
程なく無事にAちゃんもホテルの一室に入り、あとはお楽しみ‥‥となるはずだったのだが、Aちゃんが店にSOSの電話をこう入れてきたというのだ。
「勝手に写真を撮られました‥‥。すぐ来てください!」
男性店員2人はすぐさまホテルに急行。
相当な修羅場も想像される展開だが、店員たちがチャイムを押すと、Aちゃんがあっさりとドアを開けて出迎えたという。
中にはTシャツ1枚、パンツ一丁という臨戦態勢の男の姿──。
その顔は対応した店員が見間違うことなく、まさに小峠本人だったという。
店員が聞き取りをすると、Aちゃんは入室するやすぐにデジカメでパシャリとやられたそうだ。スマホによる撮影でないところに計画性が見え隠れする。
やはり酔ったままの小峠は要領を得ない様子だったが、店員が写真のデータを消そうとデジカメをチェックしていると、
「他のは見ないでください」
と懇願してきたそうな。
同ホテヘルに事実確認をしたが、
「お客様のことを申し上げることはできません」
と話すのみ。
一方、小峠の所属事務所は、担当者が笑いながらこう語る。
「本人に確認しましたが、今年は1月から1回も風俗に行っていないそうです。『ハゲで俺に似ているやつだったんじゃないか』と話しています」
結局、トラブルを嫌った店員が代金を返金して大騒動を収めたそうだが、小峠と思しき男は以後、店に“出入り禁止”となった。
何も思いを遂げられず、ホテルの一室に1人残された小峠らしき男はこうつぶやいたに違いない。
「なんて日だ!」