放送回数も残りわずかとなり、最終回に向けて緊迫する場面が続くNHK大河ドラマ「真田丸」。そんななか、12月4日放送回では、藤井隆演じる佐助の名シーンが視聴者から称賛を浴びることになった。
徳川家康の暗殺を命じられた佐助は、真田幸村の幼馴染みのきりに会いに行き、生きて戻れたら夫婦になってほしいと告げるのだ。しかし‥‥。
「佐助がプロポーズを伝えきる前に、きりが“食い気味”に『ごめんなさい』と即答。佐助は即座に、残像だけを残しながら『はっ』と姿を消すのです。息詰まる場面が続くなかで、思わずプッと吹き出した人も多かったのではないでしょうか。ネット上にも『声出して笑った』『超高速失恋!』『切ない展開のなかで小さな安らぎ』など、絶賛の声が多数寄せられています」(芸能ライター)
失意のもと、佐助は家康暗殺へ。見事にしとめたかに見えたが、実は影武者だったという展開に。
「もし、佐助がきりと結婚の約束を取り付けていたら、佐助は暗殺に向かった際に殺されてしまうというのがシナリオの定石。きりが佐助をフッたことで、佐助は死なずにすんだと言えるかもしれませんね」(週刊誌記者)
幸村は、佐助は、そしてほかの登場人物たちは、どんな最終回を見せてくれるのか。