4月10日の放送から「大阪編」に突入したNHK大河ドラマ「真田丸」。序盤の見どころの一つだったのが、真田信繁(堺雅人)を巡る初恋相手の梅(黒木華)と幼なじみのきり(長澤まさみ)との三角関係だった。ところがこの2人、現場では不穏な空気を漂わせていたという。
「長澤と黒木の2人は仲が悪く、わずか13話で梅が戦死した時には長澤サイドの圧力だったのではという噂が流れたほどです。黒木の出番がなくなり、胸を撫で下ろしましたよ」(ドラマ関係者)
しかし、スタッフが安堵したのも束の間、今度はさらなる大物2人による“第二幕”が待ち受けていた。
「『大阪編』に突入したことで、今度は豊臣秀吉の側室である淀殿を演じる竹内結子と、秀吉の正室である北政所役の鈴木京香の2人の出番が急増。しかし、現場では2人は会話どころか目も合わせようとしない。それでいて、共に演技には一家言ある大物女優ですから言いたいことは遠慮なく言い合う。意見がかみ合わず、セットの横でにらみ合っていたこともあったそうです」(芸能関係者)
そんな2人の対立は演技だけに留まらない。
「スタッフへの差し入れにもお互いが自分の名前を書いて張り合っていますよ。楽屋に挨拶に来たスタッフの数や肩書、楽屋の広さや位置までも細かく気にしているのだとか」(前出・芸能関係者)
もしかしたら、脚本を担当している三谷幸喜氏は、2人の不仲を知っていて淀殿と北の政所の争い再現しようとしているのかも!?