ワイドショースタッフが言う。
「すずの性格はマイペースで、『何も考えていない』と自他ともに認めるほどです。ポジティブ思考だと考えればかわいいものですが、一昨年に出演したバラエティ番組で、何の気なしに裏方のスタッフたちを軽視するような発言をして、バッシングされたこともあった。異性交遊に関しても、過去にプリクラ写真が流出して、3人ものジャニーズJr.と噂になっています。その際には『ラブホ』などの文字が入ったLINEのやり取りが流出したとの疑惑まであった。意外とサバサバしていて、素顔は肉食系なんです。対外的には純朴なイメージと私的な奔放さのギャップが大きいと波が立ちますからね。成田との恋が成就しないことも、どう影響が出てくるか」
そんな周囲の心配もどこ吹く風か、女優・すずは絶好調。今年公開予定の主演映画だけでも3本ある。
芸能評論家の三杉武氏が話す。
「14年に公開された映画『海街diary』(東宝、ギャガ)の演技から、一気にオファーが増えました。ただし、ドラマや映画、CMにと、明るく純粋無垢な役での抜擢が多く見受けられる。最近の若手女優は優等生タイプの清純派が多いので、プライベートも静かです。だからこそ、個性的な演技派の筆頭になってもいいのではないでしょうか。少しくらい私生活を楽しんでいるほうが、女優としてプラスに働く気がしますけどね」
3月に公開予定の主演映画「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」(東宝)では、チアリーダーのコスチュームをまとい、ナマ脚でパンチラ、ヘソ出しのナマくびれを惜しげもなく披露し、笑顔で踊りまくる。
出身地・静岡の名産のごとく、ますますエッチ度がうなぎ登りとなることを期待したい。
一方の実姉・広瀬アリス(22)も、ここに来て本格派女優として飛躍の時を迎えているのだ。
昨年、数々の映画賞を受賞した妹を持ち、たびたび比較されて悔しい思いをしてきたと思うが、姉妹の女優としての評価を映画評論家の秋本鉄次氏はこう話す。
「昨年公開された映画『怒り』(東宝)で、すずが抵抗むなしく米兵にレイプされて泣き叫ぶるシーンはすごかった。迫真の演技力とチャレンジは圧巻でした。同年代の若手女優で、あそこまでできる人はいないと思います。演技力では妹・すずのほうが一歩先をいっているのは明確でしょう。ただし、これからの期待度では、姉・アリスのほうが高いと感じます」