ベッキーが地方ローカル番組で地上波復帰して、もうすぐ1カ月。1月15日から情報番組「北海道からはじ○TV」(北海道文化放送)に、お笑い芸人の千原ジュニアとガッツリ組んでMCを担当している。
「週1回、日曜の昼1時からの生放送ですからね、道内での知名度はまだまだ。初回視聴率は、前4週平均5.6%から1.4ポイント上昇して7%。前枠は『痛快TVスカッとジャパン』の再放送だったので、数字があがるのは当然です。でも、手間暇も金もかけ、東京から2人もタレントを呼んだにもかかわらず、これくらいしかとれないの? という声は聞かれました。ベッキーは以前と何ら変わりない元気印。スタジオで北海道グルメを味見したり、街角ロケに出たり、明るく朗らかです。並外れた打たれ強さを感じさせます」(エンタメ誌ライター)
ところ変わって、九州で新たな問題が起きている。ベッキーが福岡でゲットした新しい仕事だ。3月に開業6周年を迎えるJR博多シティの広告に登場することになった。JR博多シティは、九州圏トップの規模を誇る博多駅前の一大商業エリア。1年間、ここの「顔」を務めることを1月24日に発表したところ、とてつもない大ブーイングが沸き起こったのだ。地元関係者が嘆息する。
「ベッキー側の売り込みでなく、親会社のJR九州からベッキー側に、駅ビルの『顔』起用を持ちかけました。『新たな一歩を今、一番期待される女性』として起用すると発表したことが、猛反発を受けているのです。芸能界復帰後、初のローカルCM登場という話題性は抜群なものの、異を唱える人は『ベッキーは期待されてない』と反論。『九州の玄関口になぜ?』と疑問を投げかけ、『他にふさわしい人はいくらでもいる』と主張しています。ベッキーのギャラが底値になり、容易に払える額になったことが最大の要因でした。新規オープンなら注目度も高いのですが、6周年という中途半端な年次だけに、話題性十分なベッキーに決まったという経緯があります。撮影にはレスリー・キー氏を起用、これまで見たこともない斬新なベッキーを演出していくといいます。3月3日には、同所でベッキーのトークイベントが行われますが‥‥」
ネットで「ベッキー」と打ち込んで検索すると、「JR博多シティ 苦情」が予測変換され、不満分子のスレッドがいくつも立って大賑わいを見せている。関係者は北海道同様、すんなり受け入れられると考えていたに違いない。はたして、反対派が息巻くような不買運動にまで発展する事態に突入するのだろうか。目が離せない。
(塩勢知央)