サッカーJリーグの浦和レッズは2月8日、元選手でスタッフの山田暢久との業務委託契約を解除したことを明らかにした。細かな理由は発表されていないが、契約条項に接触すると思われる点があったためと浦和レッズはしている。
山田は1994年に静岡県の名門・藤枝東高等学校を卒業して浦和レッズに入団。類まれな身体能力を活かして、フォワードからディフェンダーまであらゆるポジションで活躍した。2013年に浦和を退団して現役を引退。浦和在籍21年はMr.レッズこと福田正博を抜く大記録で、浦和の“レジェンド”とされている。その山田が契約解除とはおだやかではない。
「山田本人から契約条項に接触する恐れがあるとして、契約解除を申し出たそうです。チームが詳しい話を明らかにしていないため、さまざまな噂や推測が流れています」(スポーツ紙記者)
山田は現役時代からパチンコ好きとしてよく知られているため、ギャンブル関係ではないかという声も聞こえてくる。また、2004年には茨城県鹿嶋市で行われた代表合宿中に夜の店で大暴れをしたとして当時の監督であるジーコの怒りを買い、日本代表から外された過去もある。
「あの時、山田は少しお店に顔を出しただけで、寿司を投げるなど大暴れしたのは他の選手たちです。言うなれば、とばっちりを食ったわけです。ですから、女性関係ではないと思うのですが‥‥。2016年11月に浦和レッズユース出身でモンテディオ山形所属の選手が、児童が登場する動画や写真などの禁止法違反容疑で逮捕されているため、その関係もささやかれています。ただ、逮捕された選手が浦和のユースにいたのは2010年までで、山田がユースチームのサポートコーチになったのは引退した2014年から。時期が重なっていないので、まずその可能性はないでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
山田といえば、海外リーグに挑戦するつもりはないか聞かれて「飯がまずいから嫌」と答えたこともある面白キャラ。今回の契約解除の理由が噂されているようなことではないと祈りたいが‥‥。