芸能

映画賞総ナメなのに…のんの“芸能界の片隅状態”が世間のストレスに!

20170215non

 観客だけでなく評論家たちの絶賛も相次ぎ、空前のヒット作「君の名は。」を抑えて、昨年からの映画賞を総なめにしているのが、戦時中の広島県呉市を舞台にしたアニメ「この世界の片隅に」。現在のところ、受賞している賞の数は17個にも及び、興行ランキングでも14週連続ベスト10入り。近々の大ヒット作でいえば「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(12週)、シン・ゴジラ(11週)を上回るロングランヒットとなっている。

 第71回毎日映画コンクールでも日本映画優秀賞、音楽賞などの3冠を達成。15日の表彰式には片渕須直監督と主演声優を務めた、“のん”らが登壇予定だ。

 ところが、こののんがファンをやきもきさせていると映画ライターは語る。

「今回の主演声優としての降って沸いたような大ヒットは、芸能界の圧力による干され女優からの劇的復帰だとファンの間では騒がれました。ところが表彰式には顔を出していますが、のんの今後がまったく聞こえてこない。テレビでも『片隅』への言及はあっても彼女について語る番組はほとんどない。そういった不自然さに彼女を応援している人たちがストレスに感じているというわけです」

 このことに対し、女性誌記者は芸名の変更が痛手だったと分析する。

「彼女に関しては、いまだに“能年玲奈”としてお茶の間に認識されています。『あまちゃん』時代にファンになった年配の人たちには、のんと改名したことすら知らない人がまだ多い。やはり、本名であるにもかかわらず馴染みある名前を使えなくなったことがここまで重くのしかかるのかと実感しますね。“元・能年玲奈”と表現することはメディアもストレスですし、テレビでは絶対に呼称できません」

 脚本家たちが彼女をイメージした作品を書いても、芸能界のしがらみでキャスティングできないことが多いという。

「彼女に本格復帰してほしいと願っているファンの多くが、『片隅』の大ヒットが復活のキッカケにならないまま収束してしまうことを危惧しています」(前出・映画ライター)

 かつて所属していた芸能事務所は、清水富美加の突然の“出家”で再注目されている。のんが映画賞を総なめにしながら芸能界の力学で“片隅”にジッとさせられている光景は、やはりどこか“異常”なのではないだろうか。

(水谷とおる)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
巨人・坂本勇人「2億4000万円申告漏れ」発覚で「もう代役・中山礼都の成長に期待するしかない」
3
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
4
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」
5
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏