芸能

ピース又吉直樹が「NEWS ZERO」キャスターに就任した目論見とは?

20160307matayoshi

 3月4日、お笑い芸人にして芥川賞作家の又吉直樹が「NEWS ZERO」(日本テレビ系)の新キャスターを務めることが発表された。4月28日から月1回のペースで出演し、「働く」をテーマに、一流の職人や驚きの職場、最高の技術などを取材、レポートするという。

 芥川賞受賞後も変わらず芸人として活躍し続ける又吉。この多忙ぶりは作家としての創作活動にも影響してしまいそうだが。

「確かに作家の創作には、書く時間だけでなくテーマ選びなど、かなりの時間が必要です。しかし、又吉の場合は前作も芸人の仕事の合間に書いたということもあり、環境を変えずにマイペースで進めるタイプなのでしょう。先日は、期待の2作目もいよいよ書き始めたという発言もありました。」(エンタメ誌記者)

 今回の新キャスター就任も「作家活動の一環」と見る意見も。

「この取材の仕事を創作活動に結びつけられれば、一石二鳥ですからね。取材場所選びや取材のセッティングなどはスタッフに任せられるうえに、取材しにくい場所でもテレビなら入りやすい。しかもレギュラーであれば否応なく定期的に取材の日程が確保できます」(文芸誌編集者)

 確かに3月3日放送の「櫻井有吉アブナイ夜会」(TBS系)でも「理想の書斎を作りたい」と作家としての大先輩、京極夏彦の自宅を訪問し、創作の極意を聞き出していた。

 受賞しても芸人をやめず、今までと変わらないスタンスに見えても、実はしっかり計画して作家道を邁進しているようだ。

(大門はな)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論