4月6日スタートの深夜ドラマ「恋がヘタでも生きてます」(日本テレビ系)に、現在放送中のNHK朝ドラ「べっぴんさん」で、主演の芳根京子の親友「君ちゃん」こと君枝を演じている土村芳が出演する。
「土村が民放連続ドラマにレギュラー出演するのはこれが初めて。“NHK朝ドラの脇役女優は大成する”という業界内ジンクスが、またも当てはまるのではと言われています」(テレビ誌ライター)
このジンクスは13年上半期放送の「あまちゃん」でヒロインの母親の若い頃を演じた有村架純、同年下半期放送の「ごちそうさん」でヒロインの夫の妹役を演じた高畑充希などが当てはまる。
「土村は京都造形芸術大学映画学科俳優コース出身で、1学年上には在学中から芸能活動していた黒木華がいました。土村は同大学の教授でもある林海象監督に見出され、黒木と同様に在学中から映画や舞台で主演を務め、演技力にも定評がありましたが、いまいちパッとしなかった。それがやっと『べっぴんさん』でヒロインの親友役を射止め、認知度が急上昇したんです」(前出・テレビ誌ライター)
土村が演じるのは、主演する高梨臨のルームメイト・榎田千尋役で、またしてもヒロインの親友役を演じる。決して出しゃばらずに存在感をアピールできる稀有な女優の躍進に注目したい。