6月11日に主演映画「夏美のホタル」が公開される女優・有村架純。映画「ビリギャル」やフジテレビの月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」への出演でトップ女優の仲間入りを果たし、今や事務所の稼ぎ頭だ。
となれば、通常は話題作への出演を増やすもの。しかし、親子の絆を描く「夏美──」はけっして派手な作品とは言えない。その舞台裏を映画関係者が明かす。
「今作は有村さん主演の映画『ストロボ・エッジ』のメガホンを取った廣木隆一監督の推薦でオファーが来ました。しかし、彼女の今のポジションを考えれば断っても良かったはずです。ですが、脚本を読んだ有村さんは号泣。『絶対にこの作品に出たい』と訴え、出演が決まりました。その姿勢に『アイドル女優から脱皮した』と評価が高まっています」
そんな有村は、NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」で活躍中の高畑充希と親友で、よく2人で会っているという。
「有村さんが手料理を作り、一緒に食べながら色々話すそうですよ。そして話題は必ず演劇論になります。白熱して朝まで話したこともあるんだとか。高畑さんは大御所女優との交遊があるので、『脱げない女優は女優じゃない』とよく言われるそうです。それで『私は映画の役のためなら脱げる。でも需要がない』と冗談で話しつつ、有村さんに『アナタは需要があるんだから』と勧めているとか。有村さんも『オファーが来たら脱ぐ!』と同意しているそうですよ。実はかなり豊かなバストの持ち主と噂される有村さんだけに、実現したら注目を浴びる事間違いナシですね」
昨年行われた「夏美──」の撮影では、役に入り過ぎて涙が止まらなかったという有村。色っぽいシーンでの熱演も期待したいものだ。
(長谷部葵)