3月3日に開催された「第40回日本アカデミー賞」授賞式で、「64‐ロクヨン‐前編」でいぶし銀の演技を見せた佐藤浩市が最優秀主演男優賞を獲得した。
「今回の最優秀主演男優賞は佐藤しかいないという前評判どおりの結果になりました。佐藤は壇上で『来年は親子で授賞式に?』と司会を務める西田敏行から尋ねられると、『そんな恥ずかしいことは(父の)三國(連太郎)とオレでやってるんで、勘弁してください』と照れ笑いしましたが、その機会はすぐに来るかもしれません」(映画製作会社関係者)
というのも、佐藤の息子である寛一郎は今年9月23日公開の映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」で俳優デビューするのだ。この映画はベストセラー作家の東野圭吾が原作ということで早くも注目が集まっている作品だ。「寛一郎が演じるのは主演のHey!Say!JUMPの山田涼介を取り巻く主要人物2人のうちの1人で、チョイ役ではありません。寛一郎は父親に似ているとの声もありますが、実は線の細い優男タイプ。いまどきの若者らしく、いかにも草食系でナイーブな雰囲気の持ち主です。肉食系を地で行く父親と共演させたがっている監督はすでに何人もいますから、そう遠くない時期に父子共演作品でダブル受賞などということもあり得るでしょう」(前出・映画製作会社関係者)
今から佐藤父子の夢の共演が待ち遠しい。