しばらく仕事から遠ざかっていた女優の堀北真希(28)が2月28日に引退を表明した。突然の「引退劇」の真相を探ると、あの「お騒がせ男」との意外な接点が浮上して‥‥。
「責任の一端は乙武(洋匡)さん(40)にもあるんですよ。彼があんなスキャンダルなんて起こさなければ、堀北さんは今よりも平穏な生活が送れたはず。ひょっとしたら引退という選択もしていなかったかもしれません」(芸能関係者)
乙武氏と堀北の“因縁”について触れる前に、堀北の女優人生を振り返りたい。
03年に芸能界入りした堀北は、ヒロインを演じた05年のドラマ「野ブタ。をプロデュース」(日本テレビ系)でブレイク。以降、数々のドラマや映画、CMに出演し、12年には「第63回NHK紅白歌合戦」で紅組の司会に抜擢された。
「その年には同じ事務所に所属する黒木メイサ(28)が赤西仁との“デキ婚”を発表したため、以降は堀北がフル回転で働かなければいけない状況になってしまった。当時のあまりに多忙なスケジュールが影響して、かつては蜜月関係と言われた事務所社長との間に、スキマ風が吹き始めたようです」(芸能記者)
堀北は15年8月に俳優の山本耕史(40)との電撃婚に踏み切った。
「直前まで何も知らされなかった事務所側は最後まで結婚に反対していました」(前出・芸能関係者)
昨年12月に第1子を出産した際には、すでに両者の亀裂は決定的になっていたようだ。
「事務所としては一刻も早く産休を終えて復帰してほしい。しかし、堀北さんは復帰オファーから逃げ回っていました。最後には、社長でも直接連絡を取ることは難しく、弁護士を通してやり取りしていたようです」(前出・芸能記者)
そして3月1日には所属事務所が堀北の引退を発表。公式サイトには堀北のこんな声明が掲載された。
〈母になり、愛する家族と幸せな日々を送っています。このあたたかで、かけがえのない幸せを全力で守っていきたいと思います〉
堀北を「電撃引退」に駆り立てた背景には、山口百恵への憧れがあったという。
「21歳で芸能界からスッパリと退いて一般人になった百恵さんの生き方に共感するものがあったのでしょう。何しろ、マスコミやファンにプライベートを詮索されるのが大嫌いでしたから」(前出・芸能記者)
入籍後に、山本と一緒に新居探しをした際には、訪問した不動産業者の社員がネット上で、
〈旦那はかっこよかった!!/35万の物件紹介した〉
と、顧客情報を暴露。営業所に苦情が殺到する騒ぎになった。さらに‥‥、
「紆余曲折を経て引っ越した都内の高級マンションに、“事務所”という名目で部屋を借りていたのが乙武さんだったのです」
と言うのは前出の芸能関係者。乙武氏といえば昨年3月に「週刊新潮」が不倫疑惑を報じて渦中の人となった。
「記事では、乙武さんが自宅とは別に高級マンションを借り、そこに若い美女を招き入れる様子がレポートされていました。各週刊誌が一斉に後追い取材を始め、この『ヤリ部屋』を徹底マーク。張り込みの過程で、堀北夫妻もそのマンションに住んでいることが判明したんです」(前出・芸能関係者)
不動産業者の「情報漏洩」のみならず、乙武氏の「ヤリ部屋」発覚がもとで“自宅バレ”とは、新婚の堀北には大迷惑な話だろう。
「結果的に、産婦人科に通う姿がメディアにキャッチされ、堀北さんにとっては不本意な形で妊娠が公表されてしまいました。自分が女優業を続けるかぎり、プライベートはなきに等しく、安心して子育てもできない。そんな思いが引退の引き金になったのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)
愛の巣にミソをつけた乙武氏を反面教師に、幸せな家庭を築いてほしい。