ヴィッセル神戸が元ドイツ代表FWのルーカス・ポドルスキを獲得したと発表した。ポドルスキはW杯に3大会連続で出場した経験を持つ大物選手。峠はやや過ぎた感はあるがJリーグとしては久々のビッグネームであり、大いに注目を集めている。
「ポドルスキ獲得のために神戸が費やしたお金は移籍金だけで約3億1000万円。彼に払う年俸は6億とも10億とも言われています。今、それだけのお金を出せるクラブは三木谷マネーをバックに持つ神戸ぐらいのものでしょう。彼の豪腕に日本中のクラブが羨望の眼差しを送っています」(スポーツ紙サッカー記者)
プロ野球の楽天にはそれほどお金をかけないが、サッカーのヴィッセル神戸にはなぜか惜しみなくお金を出す三木谷代表。2004年にはW杯日韓大会で活躍したトルコのイルハン・マンスズを移籍金5億円、年俸3億5000万円で獲得したこともある。
「三木谷代表率いるクリムゾンフットボールクラブがヴィッセル神戸を買い取った時、それまでのチームカラーである白と黒を捨てて楽天をイメージする『クリムゾンレッド』に変えさせたこともありました。チームの象徴を変えたわけですから、サポーターからかなり批判もありました。それでも強引に押し切った。今は悲願のリーグ制覇に向けてさらなる大型補強を続ける意向のようで、ポドルスキを超える大物を獲得するかもしれません。欧州のクラブで出場機会を失っている日本代表選手を狙っているという話も聞きます」(スポーツジャーナリスト)
ヴィッセル神戸の色を変えてくれるような超大物の獲得を期待したい。