スペイン・FCバルセロナを退団したイニエスタがJリーグ・ヴィッセル神戸へ入団した。イニエスタといえば、バルサの攻撃を組み立て“手品師”の愛称で呼ばれるレジェンド。スペイン代表としても2008年の「UEFA EURO」や2010年の「ワールドカップ南アフリカ大会」の優勝に貢献している。
「イニエスタが神戸に入団するとの噂は以前から出ていましたが、本当に日本にやって来るとは思っていたサッカーファンは少ないのではないでしょうか。一説によると年俸32億5000万円で、Jリーグ史上最高額になります」(スポーツ紙記者)
Jリーグはスタート直後こそジーコやリネカーをはじめ多くの大物外国人がやってきたが、最近は中国にその座を奪われていた。イニエスタは久々のビッグネーム、いや初の超大物と言ってもいいかもしれない。ヴィッセル神戸のサポーターだけでなく、日本中のサッカーファンが待ち望んだ移籍だ。
「そんな中、たった1人だけ彼の入団に困っているのではないかと言われる人がいます。それはヴィッセル神戸を率いる吉田孝行監督です。何しろあのイニエスタを使うわけですから(笑)。しかも神戸には元ドイツ代表のポドルスキ選手も所属している。2人のレジェンドを使いこなせるのかどうか、吉田監督は頭を悩ませているのではないでょうか」(スポーツライター)
イニエスタがどんなプレイを見せてくれるのか、吉田監督が彼をどう使うのか。今からイニエスタのJ初試合が楽しみだ。