Jリーグ公式サイトが5月30日、元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスのサガン鳥栖加入が“決定した”とのフライング記事を掲載。海を越えたヨーロッパでも大きな話題となっている。
過去にリヴァプールやチェルシー、ミランなどを渡り歩き、2017-18シーズン限りでスペインの名門アトレティコ・マドリードを退団した天才ストライカー・トーレスは中国スーパーリーグを含む世界中のクラブからオファーを受けていたものの、現在は日本のサガン鳥栖への加入が秒読み段階に。
ヴィッセル神戸へ移籍したアンドレス・イニエスタに続くスーパースターの来日となれば、Jリーグがさらなる熱気を帯びることは間違いないが、Jリーグのオフィシャルサイトが“やらかしてしまった”として話題だ。
「現在交渉中と噂されるサガン鳥栖とトーレスですが、5月30日にJリーグ公式サイトがトーレスのサガン鳥栖移籍を“31日付”で掲載してしまったんです。件の記事はツイッター上でも掲載され、投稿直後からすさまじいペースでリツイートと“いいね”が押されましたが、即座に削除されています。もちろんスクリーンショットを残した多くのファンによる“物的証拠”は今でも出回ってしまっていますが」(スポーツライター)
これがJリーグ公式サイトによる「フライング発表」なのか、はたまた誤った記事なのかは定かでないが、トーレスの去就顛末に熱視線を注ぐ英国の大衆紙「THE Sun」までもが今回の失態に関して、「どうやら日本のプロリーグの公式サイトが間違って正式発表をリークしてしまったようだ」などと唖然。ワールドクラスの名手を射止めようと懸命に動いているサガン鳥栖にしてみれば、水を差された格好となってしまった。
(ジェイコヴ)