お笑い芸人のキンタロー。が4月5日付のブログで“生まれたままの姿”を披露した。ブログで公開した初単独ライブのフライヤーでは、大きな隙間の空いたドア越しにたたずむキンタロー。の生身が露わに。バストトップはドアで、大事なところは花で隠しているものの、すべてを脱ぎ去ったその姿からは初単独ライブに賭ける決意が伝わってくるようだ。
そんな大胆カットを披露したキンタロー。だが、世間の反応はイマイチ。しかも渾身の生身画像が何を意味しているのか、その元ネタに気づいていない人が少なくないのだという。芸能ライターが語る。
「この画像は91年に発売された宮沢りえの写真集『Santa Fe』へのオマージュであることは明らか。特徴的なドアなどその完成度には驚かされます。ただ、その『Santa Fe』にピンと来るのは若くても30代後半で、若者たちはオマージュだと気づかないのです。生身をさらすという最大限の飛び道具を繰り出したのに、そこに気づいてもらえないキンタロー。が不憫でなりません」
それどころかネット上では「まっぱテロ」「生物兵器」などキンタロー。への批判も続出。元ネタを知らない世代から見れば、ただ目立ちたいがために生身をさらしたようにも見えかねないようだ。
また、初単独ライブのステージでこの画像を再現するというのも難しい話だろう。もっとも再現したとして観客が喜ぶとは限らないのもまた悩ましいところかもしれない。
(金田麻有)