やはりその存在感は別格だった!?
デビュー1周年を迎えた欅坂46。最新シングル「不協和音」は初日で約45万枚を売り上げるヒットを記録、彼女たちの人気はものすごい勢いで上昇中だ。
当初はデビュー曲「サイレントマジョリティー」から現在まで4作連続でセンターポジションを務める平手友梨奈にばかり注目が集まっていたが、欅坂イチの頭脳を持ち、クイズ番組での活躍ぶりが目立つようになった長濱ねるや、女性ファッション誌「non-no」の専属モデルに起用された渡邉理佐など、その他のメンバーも徐々にその知名度を上げてきている。
そんな彼女たちはデビュー1周年を迎えた6日に、東京・代々木第一体育館で1万2000人を動員したアニバーサリーライブを開催したのだが、やはりその日のライブで最も存在感を発揮したのは平手だった。
「ソロの2曲に加え、ユニット曲もあるなど、歌う場面が最も多いことも目立つ理由ですが、醸し出すオーラや踊りのキレ、そのパフォーマンス力がやはり別格です。『サイレントマジョリティー』や『大人は信じてくれない』といった、大人に反抗心を持った若者たちをテーマにした楽曲で平手の魅力が最も際立ち、15歳の平手はその歌詞が憑依したようにクールに踊り、普段は可愛らしい平手が大人たちをニラみつけるような鋭い目つきを見せるなど、その表現力には驚かされるばかり。特にアンコール前のライブ本編のラスト曲『不協和音』で見せた、最後の気力を振り絞るかのようなフルパワーのパフォーマンスは圧巻で、ファンの視線が自ずと平手に集まっていました。踊り切った後の平手は全てのエネルギーを使い切ったようにフラフラで、一人で立つのもままならない感じでしたが、本当にすごい迫力でしたよ」(アイドル誌ライター)
ライブ後のネット上の反応も、平手に関するものが圧倒的に多い。「初めて生でパフォーマンス見たけど、平手ちゃんにしか目が行かなかった」「表現力がスゴすぎる。本当に鳥肌ものだった」「やっぱり平手ちゃんはステージが違う」と、絶賛の嵐となっている。
自分を変えたいという理由で欅坂入りを決めた平手だが、その決意の重さにはただならぬものを感じるばかりだ。
(石田安竹)
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