「平手と仲間たち」とはもう言わせない。
欅坂46が、3月9日放送の音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に出演。7日発売の6枚目「ガラスを割れ!」を披露した。同楽曲は平手友梨奈がデビューから引き続き、センターを務める欅坂史上最もロックなナンバーとして注目を集めているが、この日のパフォーマンスでは平手が不在。
ステージセットのフェンスに平手の衣装だけが掛かった意味深な演出でパフォーマンスがスタート。本来であれば、平手を囲む小林由依、今泉佑唯の2人がWセンターを務め、同楽曲のダンスの見どころであるダンスバトルシーンなどを見せる圧巻のパフォーマンスを見せている。
笑わないアイドルともいわれている欅坂だが、この日はいつにも増してメンバーたちはクールな表情を見せ、迫力のステージには欅坂ファンからは「ゆいちゃんずのWセンターいい感じやん」「見ていて、鳥肌が立った」「平手ちゃんのラスボス感が半端ない」「全然、平手ちゃん抜きでも戦えるな」「欅坂も層が厚いな」などといった声が上がっていた。
「平手は昨年大みそかの『NHK紅白歌合戦』で、右腕の上腕三頭筋を損傷しており、その影響で1月に予定されていた欅坂の武道館公演がアンダーグループ『けやき坂46』の公演に振り替えられまらした。この結果に平手抜きでは他のメンバーたちは何もできないなどといった見方をする声もあったほど。当然、平手ただ一人が参加できないだけでライブが中止になってしまったことに、他のメンバーたちもショックを受けていました。しかし、今回、こうして平手抜きで新曲を披露して、平手がいなくてもこれだけのパフォーマンスができると証明できたことはメンバーにとっても大きな自信になったはず」(エンタメ誌ライター)
4月6日から3日間に及び行われるデビュー2周年記念ライブも平手の欠席が発表されているが、他の楽曲もどのような形で平手がいないことを補っていくのか注目だ。
(石田安竹)