秀逸なメロディも、魅惑の声質もヒット曲には欠かせないが、条件はそれだけではない。誰もがうっとりするビジュアルがあってこそ、ステージで輝く“華”になれたのである。
・BoA 代表曲「メリクリ」(04年)
韓流アーティストの先駆けであり、紅白にも6年連続で出場する高い人気を誇った。12年以降は、日本よりも韓国を中心に活動しており、シングルも1年以上、途絶えている。
・小松未歩 代表曲「チャンス」(98年)
「名探偵コナン」など、アニメ系のタイアップでヒットを重ねたが、活動の拠点は長らく神戸に置いていた。09年を最後に公式HPの更新が止まり、事実上の引退状態である。
・hitomi 代表曲「LOVE2000」(00年)
ヒット曲は数多いが、表題作はシドニー五輪で金メダルを獲った高橋尚子の愛聴歌として広く知られた。私生活では2度の結婚歴があり、昨年10月には39歳で第3子を出産。テレビでの長男溺愛、長女恫喝ぶりが”毒親”と評された。
・YUI 代表曲「CHE.R.RY」(07年)
12年の紅白を最後に活動休止したが、翌年には早くも別名義で再開し、批判を浴びた。パニック障害に悩まされたこともあったが、14年に結婚した一般男性との間に双子を出産。
・Tommy february6 代表曲「EVERYDAY AT THE BUS STOP」(01年)
「the brilliant green」のボーカルを皮切りに、いくつもの名義を持つJ-POPのファッションリーダー。近年は「さくら学院」のプロデュースも担当。