日曜劇場「小さな巨人」で(TBS系)で、警察署長役を熱演中の春風亭昇太。本業は落語家で、「笑点」(日本テレビ系)の6代目司会者と言った方が思い出せる人が多いかも。もっか、同ドラマ番宣のため、情報番組やバラエティー番組に顔を見せている。
「昇太は噺家だけに話がうまい。話題も豊富なので、どの番組でも引っ張りだこです。多趣味で楽器も弾き、バンドもやる。こだわり、うんちくが豊富で、交友関係は幅広く、同業者以外の知り合い、趣味でつながった友達もいるから、どこを切り取っても面白さ抜群。それで各番組で引く手あまたになるんです」(テレビ誌記者)
4月13日放送の「櫻井・有吉THE夜会」では、こだわりを寄せ集めて作り上げた自宅を案内し、趣味の缶詰コレクションを披露した。缶詰愛をとうとうと語り、巷では手に入らない全国の水産学校の缶詰に萌える場面も。14日放送の「A-Studio」(TBS系)では、落語に出て来るようなとぼけた人間が自分のまわりに多数いることをあげ、MCの笑福亭鶴瓶を爆笑させた。
「独身貴族御殿」と呼ばれる自宅は、小料理屋を思わせるカウンター式のダイニングキッチンが自慢だ。カウンターの奥で買い集めてきた缶詰を開け、ひと手間加えた料理に仕立て、晩酌。2階の広いリビングにあるステレオでレコードをかけ、部屋の中央に吊られたハンモックに揺られながら酔っぱらうのが至福の時だ。全国各地の城址巡りが止まらない城マニアでもある。
ちなみに「小さな巨人」には、女優の吉田羊も共演。吉田は、昇太の唯一のゴシップ相手だ。
「2人は古くからの飲み友達。昇太の自宅で手料理をごちそうになりながら、さしつさされつしてきた仲。2年前に放送された『ぴったんこカン・カン』(TBS系)で、吉田が『自分が50歳になっても未婚のままだったら、お嫁にもらってくれる約束をしている』と明かし、大騒ぎになった。昇太は『覚えてない』と否定し、酔っぱらった席での戯言とスルーしていますが。その後、吉田は20歳年下のHey!Say!JUMPの中島裕翔と7連泊する隠れ肉食系女子だったことが暴露された。昇太を隠れ蓑にうまく立ち回っていたわけで、もしあの時、認めていたら、とんだ赤っ恥をかいていた。独身男の純情を持て遊ばれた昇太は、今では『結婚はどうでもいい』というスタンスを貫いている」(芸能ライター)
57歳の現在も趣味に没頭、悠々自適の生活を謳歌。何ともうらやましいではないか。
(塩勢知央)