ローワン・アトキンソンが「Mr.ビーン」の新作映画を計画しているようだ。
ローワンと友人であり共同クリエーターのリチャード・カーティスは、27年前にTV番組のキャラクターとして初登場したMr.ビーンを主人公とする新作の「とてつもなく面白いアイデア」を思いついたのだという。
ローワンはデイリー・スター紙のインタビューの中で、「年老いたあのキャラクターとどんなことがやれるか、どんなコメディが作りだせるかを見るのはきっと面白いと思うよ」「年寄りを演じるのも楽しいだろうからね」とコメントしている。
ほとんどセリフ無しで繰り広げられる「Mr.ビーン」は、1990年から1995年までテレビで放送されており、2006年には未公開エピソードも放送されていた。さらに映画作品として公開された1997年作「ビーン」、2007年作「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」はどちらも大ヒットを収めている。
アニメ版となる「ミスター・ビーン」は現在も放送されており、2012年のロンドンで開催されたオリンピックの開会式にもMr.ビーンとしてローワンは登場していた。
そんなローワンはMr.ビーン以外で多くの真面目な役どころを演じているものの、まだ同キャラクターを引退するつもりはないのだという。以前ローワンはあるインタビューの中で、「僕はプランを持っているわけではないんだ。出演オファーを受けたものの中で面白そうなものはやってみるようにしているんだよ」「だから、どんな役どころに対してもお別れを言ったことはないよ。今でもビーンを演じられると思っているさ。方向性は変わるってだけだよ」と話していた。