芸能

清原和博「盟友の死」で狭まる「薬物捜査」包囲網

「精神的に弱ったあいつは、またシャブをやるぞ」──。こんな思惑から、清原和博(49)を取り巻く警察とマスコミの動きが慌ただしくなってきたという。「シャブ捜査」の包囲網が狭まった発端は、盟友の死だった。

 4月8日早朝、自宅で首をつって死亡しているのが発見された東京のサパークラブ「A」の代表取締役・I氏(享年43)。週刊アサヒ芸能で「昨年3月の保釈時から二人三脚」「衣食住全てを支える」と報じた、清原の最大の支援者だが、そのI氏の死を契機に、昨年2月に清原を逮捕した警視庁組織犯罪対策5課の捜査員たちが敏感に反応したという。警視庁記者クラブに常駐する担当記者が語る。

「8日の夕方には、組対の人間が記者クラブにやって来て、『Iが死んだ』と触れ回っていました。『これで清原は、絶対にシャブに手を出す。今までも内偵は入っていたが、今後は徹底的にマークしていく』と、すごい意気込みでした」

 この重大証言を受けて、I氏の葬儀にはテレビや新聞などのマスコミが30人以上も押しかけたという。その注目度とは裏腹に、葬儀の報道自体は各週刊誌を除けば、スポーツニッポンが小さく記事にした程度。その理由をワイドショー関係者が打ち明ける。

「葬儀撮影の目的は、再逮捕に備えた“素材集め”です。次に捕まったら、実刑判決は確実。必然、取り上げ方も大きくなる。使える素材はいくらでも欲しい」

 中でも特に力を入れ、すでに極秘密着を開始しているのがTBSだという。

「前回の逮捕時、清原が自宅から連行される様子をスッパ抜いたのがTBSでした。14年3月に『週刊文春』が薬物疑惑を報じて以後、逮捕までの約2年間に、何度も人員を派遣していたと聞きます。現在も独占映像を押さえようと、都内にある清原の自宅を数人態勢で張っています」(前出・ワイドショー関係者)

 一方で、I氏亡きあとの清原の支援態勢については、いまだ宙ぶらりんの状態だという。I氏の友人が語る。

「Iさんには人望があり、残された人間も、何とか遺志をくみたい思いはある。ただ現状は落ち込んでいる清原さんに電話でフォローする程度で、今後どう支援していくかは白紙状態。I氏の右腕だった人物は『みんなで相談していくしかないな』と漏らしていた」

 I氏は生前、最低でも週に4回は会って食事に連れ出すなど、清原を物心両面で支えてきた。代わりは誰にでも務まるものではないというのだ。

「清原さんは保釈後、携帯電話を変えて、ごく限られた人にしか教えなかったが、それでも売人と思しき知らない番号から何度も電話がかかってきていた。そのたびにIさんが『絶対に出るな』と言い聞かせてきた。ストッパーをなくした清原さんが心配です」(前出・I氏の友人)

 警察の見込みが外れることを、I氏も草葉の陰から願っているに違いない。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」