2004年のお笑いブーム真っ只中、「エンタの神様」(日本テレビ系)でブレイクしたお笑いコンビ、南海キャンディーズ。ハスキーボイスでシュールなボケを繰り出すしずちゃんが女優業でメキメキと頭角をあらわすなか、相方の山里亮太は仕事に恵まれなかった。
しかし、しずちゃんにピンでのオファーが増え始めた頃から状況は一変する。
「ブレイク前のAKB48にいち早く目をつけ、アイドルオタク芸人としての道を切り開いたんです。その結果、AKB48のじゃんけん大会のレフェリーに抜擢され、ネットは炎上。オタクを敵に回しましたが、へタレキャラとして数多くの視聴者の印象に残ったようです。そして現在、ナレーションや司会業など数々のレギュラー番組を抱えるようになりました」(テレビ誌ライター)
お笑い関係者は山里の素顔をこう明かす。
「テレビではしずちゃんとの不仲をカミングアウトするなど、クズキャラに徹していますが、実はかなりの努力家です。面白いと思ったネタは何度もメモしたり、自分の出ている番組は全てチェックし、反省することもあるようです」
山里のようにコツコツ努力をすれば、他のお笑いコンビの“じゃないほう芸人”にも逆転のチャンスがあるかも?
(佐藤ちひろ)