芸能

いちばん身近な格差社会!?「じゃないほう芸人」たちの悲しき現実

20150117janai

 相方がテレビで活躍する一方、片方はバイト生活。芸人にはよくある「コンビ格差」だ。明暗がくっきり別れたお笑い芸人たちの現状をいくつか紹介していこう。

 まずは、ここまで明暗が分かれたのも珍しい「猿岩石」から。

「今の若い年代には、有吉が昔コンビだったことを知らない人も多い。以前は、同級生の森脇和成とコンビを組んでおり、バラエティ番組でヒッチハイクでユーラシア大陸を横断し一躍人気者に。その後は書籍やCDがミリオンセラーになるなどしたが、当時は実力不足ですぐに人気は凋落。その後、有吉は09年に毒舌芸人として再ブレイクを果たし、今や年収は3億とも噂される。一方、森脇は引退してホストに転身。その後は目立った活動もなく、現在は小さい会社の社員として働いていることを有吉が番組で明かしていました」(お笑い関係者)

 絶妙な掛け合いのコントで人気を博した「アンタッチャブル」。“ザキヤマ”こと山崎弘也がレギュラーを多数抱える一方、相方の柴田英嗣は女性問題を起こし、病気を理由に長らく謹慎していた。

「柴田はブランクが長すぎて、もはや素人にしか見えない。ザキヤマさんが『共演NG』にしているという噂もあり、もはやコンビで活動する気はまったくないようです」(放送作家)

「ジャンガジャンガ…」と細身の身体でキモかわいいと注目を集めた「アンガールズ」も、最近では明暗が分かれつつある。

「田中卓志はバラエティ番組でアソコの大きさを暴露したり、ハゲを気にして自作の生姜スプレーを噴射するなど、自身のコンプレックスをひけらかし、いじられキャラとしての需要は多い。しかし、相方の山根良顕はゲストとして呼ばれても無口な印象しかなく、ピンではこれといった仕事もない。勝訴したものの、女性から裁判を起こされてイメージが悪くなったのも大きかった」(バラエティ関係者)

「デンジャラス」はノッチが“オバマ”のキャラで活躍する一方、安田和博は“SP役”という地味な役どころ。

「安田さんは、『俺とノッチの知名度の差は100対0だよ。最近はサングラスをしているから、さらに素顔が知られていない』とボヤいていましたね」(前出・放送作家)

 同じく「どきどきキャンプ」も、岸学が“ジャック・バウアー”でブレイクしたが、相方の佐藤満春の知名度はゼロのまま。

「ファンから『写真を撮ってください』と頼まれたときに、佐藤さんが画角に収まらないように気を遣っているのを見て泣けてきました」(芸能ライター)

 明暗が分かれても、「ドランクドラゴン」鈴木拓のように、相方の塚地武雅がドラマや映画で活躍したことを逆にネタにし、ツイッターを炎上させ“クズ芸人”としてのキャラを確立。結果、テレビへの露出を増やしたケースもある。

 たとえ“じゃないほう芸人”になってしまっても、それをネタにして食らいつくくらいの図々しさがないと芸能界では生き残れないようだ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論