今春、慶應義塾中等部に入学した女優の芦田愛菜。
芸能活動の傍ら、昨夏から1日12時間を超える猛勉強を行い、難関校の受験を突破した彼女に注目が集まっている。
4月半ばにはジャーナリストの池上彰氏と共に、映画映画「バーニング・オーシャン」の上映記念イベントに登壇した芦田。キレのあるコメントを連発し、池上氏からも「素晴らしい」と賞賛を受けた。
今後、子役の立場から脱却した本格派女優としての活躍が期待されている彼女だが、テレビ業界では、異なるジャンルでも芦田の起用を画策しているようだ。
「難関中学合格が報じられて以降、クイズ番組や教養番組の企画会議では必ず『芦田愛菜ちゃん、出てくれないかな』といった話題になりますよ」
と語るのは放送作家だ。
「彼女をクイズ番組のキャストとして考えると、受験を突破したばかりの“現役バリバリ”で誰もが知る超人気子役ですから、他の“インテリタレント”全員が霞むぐらいの存在感がある。スケジュール上、なかなかバラエティへの出演は厳しそうですが、これからも出演依頼は殺到し続けるでしょうね」
さらに、
「愛菜ちゃんを巡って“あるジャンル”で各局の争奪戦が始まろうとしているんです」(前出・放送作家)
果たして“あるジャンル”とは──。
「報道です。日テレの『NEWS ZERO』やテレ朝の『報道ステーション』はすでに収録で出演する“スペシャルレポーター”としてのオファーを送っているようですし、フジの『みんなのニュース』も愛菜ちゃんの起用を検討していると聞きました。彼女が『報道番組の顔』になる日も近いのではないでしょうか」(前出・放送作家)
各局が期待を寄せる芦田愛菜。厳しい受験を経て、さらに輝きを増しているのであった。
(白川健一)