今の女優シーンを眺めると、質・量ともに空前の活況を呈すのが「三十路」の世代。あの超大物も仲間入りして、さらに熾烈なバトルが始まる。
6月3日に30歳の誕生日を迎えたのが長澤まさみである。10代から映画・ドラマで活躍してきたが、三十路を間近にした頃から急激に変化した。
「今年の『アンダーアーマー』のCMでも、引き締まったボディを舐めるように接写しています。最近、特に多いのが豊満な乳房からワキにかけてのショット。久松郁実が“美ワキクイーン”と呼ばれていますが、長澤のほうが完成度は高い」(織田氏)
オンエア中の異色のCM「キンチョー虫コナーズ」でも、何度も右手を上げて美ワキがあらわになる。よほど自信があるようだが、長澤の自慢パーツはそこにとどまらない。
「映画賞の会場にはシースルーの服でバストラインをくっきり見せつけたり、ミュージカル『キャバレー』ではナマ脚を全開にしたり、ムダなパーツが1つもありません」(映画ライター)
長澤が人前に出るたびに騒然となるのは、桁違いの魔性ゆえだろう。
ただし、そんな長澤を抑えてトップに輝いたのは深田恭子(34)である。3000人アンケートの投票率44%は、全世代を見渡してもブッチギリとなる。昨年は立て続けに写真集を出して男たちを楽しませたが、今年は「エビス 華みやび」のCMが要チェック。
「確信犯的な映像です。まずソファに座る場面では、ビールとグラスを持っているから両手が使えず、自然と胸をフリフリさせるような形になる。それからビールを飲んでリラックスして、薄手のブルーのニットの胸元が超のつく無防備さ。バストの突起も発見できました!」(前出・織田氏)
深キョンの魅力は、常にフワッとした「無防備さ」にある。あるいは四十路を迎えても、その“聖域”は守られるのではないか‥‥。
近年、この2人と常にトップ争いを繰り広げるのが石原さとみ(30)だ。映画やドラマでは形のいいバストラインが注目されるが、CMでは「もうひとつの魅力」にノックアウトされる。
「青のキャミソール姿がかわいい『トヨタ プリウス』のCMは、男女問わず『世の中に石原さとみより美しいものが存在するのか?』と大絶賛されました。カーナビを指さして『ほら、おっきくないですか?』とつぶやかれたら、あのポッテリ唇はもちろんのこと、指先までがエロティックに光っていました」(前出・織田氏)
このCMは、さらに石原の魅力を追い続ける。後ろ向きになるとキャミの肩の部分がシースルーになっており、ここで石原が振り返って「見てます?」と絶妙なタイミングで射抜くのだ。
ああ、石原さとみと同じ時代に生まれてきてよかった‥‥。