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「藤井聡太フィーバー」の裏で聞こえてきた囲碁界からの「悔恨肉声」

 史上最年少の14歳のプロ棋士・藤井聡太四段が、「第30期竜王戦」の決勝トーナメント1回戦で増田康宏四段に勝ち、デビュー戦から負けなしの「公式戦29連勝」を達成。これで藤井四段は、連続勝利記録歴代トップとなった。あとはこの記録がどこまで更新されるのかが気になるところ。

 ニュースやワイドショーでも連日報じられている藤井四段フィーバーにホクホク顔の将棋界だが、その陰で、囲碁界の面々は悔しい思いをしているという。

「囲碁クラブに行っても、藤井四段の話で持ちきりです。そのたびに、『ウチだって盛り上がっていたのに…』と皆さん悔しがってます」と前置きして、囲碁歴20年という女性が現在の胸の内を明かしてくれた。

「藤井四段が出てこられる前、囲碁界は盛り上がっていたんですよ。現在の日本のトップ棋士・井山裕太九段は28歳。囲碁界史上初の七冠(棋聖・名人・本因坊・王座・天元・碁聖・十段)を達成しました。伊田篤史八段は、史上初の10代で本因坊リーグ入りを果たしました。同じく10代で本因坊リーグ入りした余正麒七段は、史上初めて三段から七段へ昇段しました。囲碁界では、かつてないほど若手棋士の勢いがあって活気づいていたのに、14歳の藤井四段にあっさり負けちゃいましたよ」

 藤井四段の影響で、将棋を始める子供たちも増えているようだが、文部科学省も知育にふさわしいと推奨している囲碁のことも、もっと注目されるべきかもしれない。

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