秋田県生まれのタレントの壇蜜が、宮城県をPRする「仙台・宮城【伊達な旅】夏キャンペーン2017」のイメージキャラクターに選ばれた。壇蜜の父方の祖先が伊達政宗公の仙台藩家臣だったことから、白羽の矢が立ったという。
竜宮城にちなんだ「涼・宮城(りょう・ぐうじょう)の夏」と題されたVTRに出演している壇蜜。仙台・宮城観光PRキャラクターの「むすび丸」とのやり取りが何とも艶めかしくもほほえましい動画に仕上がっている。
動画の中で壇蜜は、伊達家家臣の末裔“お蜜”として登場。お蜜の使命は、“殿方に涼しいおもてなしをすること”。名産のずんだ餅や牛タンで精をつけてもらおうとお勧めし、おかわりを要求すると「うん、もう……欲しがりなんですから」と、意味深なセリフ。
また、生誕450年を迎える伊達政宗公の銅像に「宗リン」と寄り添うと、政宗公が頬を赤くする。さらに、竜宮城にいざなう大きなカメが出現すると、その頭をなでながら「上、乗ってもいいですか?」と話しかけると、カメの頭がググッとアップになり、口元を赤らめる。場面、場面がいちいち思わせぶりなのだ。
そんな壇蜜は、7月5日の同キャンペーンの会見で、宮城で楽しみたいところを「蓮のお祭り」だとして「蓮の花がきれいに咲いているところを、背の低い船でゆっくりまわることに、前から興味があった。お釈迦様気分で遊覧できたら」と魅力を語った。
それにしても、ほんのり艶っぽい壇蜜。一度でいいから「上、乗ってもいいですか」と言われてみたいものだ。