映画「進撃の巨人」や「テラフォーマーズ」など、ファンから批判を受けた漫画の実写化作品は少なくない。映画「ジョジョの奇妙な冒険」や「鋼の錬金術師」も公開されれば、何らかの批判を受けそうだ。そんな中、現在激しいブーイングが起きているのが「舞台版 まいっちんぐマチコ先生 ~臨海学校で人魚伝説!そんな事ってアリエル?の巻~」だ。
「『まいっちんぐマチコ先生』は主人公の麻衣マチコ先生と生徒たちが繰り広げるドタバタコメディ漫画です。おさわりや肌見せなど、子どもには刺激の強いシーンが特徴で、アニメはPTAに問題視され、一部の地域では打ち切りになりました。ドキドキしながら見ていたチビッ子たちも多いはずです」(漫画誌ライター)
原作の人気が高いこと、実写との相性がいいことでこれまで何度も実写化されてきたが、この夏初めて舞台化されることになり、7月10日にメインビジュアル(イメージ画像)が公開された。これが批判の原因となっている。
「マチコ先生を演じるのはグラドルの青山ひかる。メインビジュアルは彼女が髪を金髪にして、こちらに背中を向けています。真っ赤なスカートがめくれあがり、白い布地がのぞいている艶っぽいもの。ビジュアル全体としてはマチコ先生のイメージに合っていますね。ただ、青山がマチコ先生っぽくないため、批判されてしまいました。マチコ先生で性の目覚めを覚えた人も多く、思い入れも強いので厳しい結果になったようです」(グラビア誌編集者)
ファンからは「安易な実写化の例」「アニメのイメージを壊さないでほしい」「実写化作品の中で最大の失敗作になるかも」と厳しい意見が出ている。ぜひ実際の舞台でその評価を覆してほしいものだ。