女優の渡辺えりが7月4日の毎日新聞朝刊のくらし面に載ったコラム「人生相談」で、19歳の女性にアドバイスした内容が読者から大反響を集めている。
コラムでは、「もう少し大人に扱って」と訴える女性のことが取り上げられた。自分が口答えすると母親が寝込んでしまうため、この女性は罪悪感を覚えて逆らうことができなくなってしまった。大学入学後も、「帰りが遅い」と言って、母親は寝込んだり、罵倒したりするのだという。
「これに対し渡辺は、母親の態度は愛情とは言えず、女性は一刻も早く家を出て、本人も母親も自立できるようにするべきだと指摘。娘を束縛するような母親はもう母親とは言えず、『嫌っていいと私は思います』と締め括っています」(出版関係者)
SNSでは渡辺の意見に共感する声が多く、「マジでグッとくる」「こういうこと言ってくれる人がいるのが凄い」「渡辺えりさんの回答に救われた人たちは少なくないはず」といった賞賛コメントが連打されている。
ひるがえって、ネット民から“笑賛”コメントが飛び交っているのが、会員向けの有料WEBマガジン「ビートたけしのお笑いKGB」で連載中の「ビートたけしの人生相談」だ。
「太っているのが悩み」という32歳の女性には、「ブスとデブが一番いい。ムチャなことやっても文句言わないっていう」「ピンク店なんかでも指名が来なくなると一生懸命やるから丁寧。かゆいところまで舌が届く」と語り、美人モデルについては「金取られるわ、カバン買わされるわ、やっとヤラせても一人でするのに近い」と軽快な口調でダメ出し。
また、女手ひとつで子育てしてきた46歳女性から「老後の楽しみ方」について相談を受けると、「46歳か。これもうスナックとか行ってナンパされるのを待つしかないだろう」「行ったら、すぐにヤラせればいいんだよ」「2回目から金取ればいいんだから。最初はタダ」「老後の資金にもなるから一石二鳥」と、振り切れすぎた珍アドバイスを披露しているのだ。
たけしの回答に救われた人がいるかは疑問だが、笑撃の回答を読んで元気をもらった読者は多いはず。あなたも会員になってたけしに悩みを相談してみてはどうか。
「ビートたけしのお笑いKGB」