7月15日にフジテレビ系で放送されたサッカー「浦和レッズ対ボルシア・ドルトムント」戦の副音声で解説者デビューを果たした小柳ルミ子。
年間2000試合を観戦し、サッカー通の芸人・土田晃之に「芸能界で一番詳しいのでは?」と評されるほど、サッカー漬けの日々を送っている彼女だが、今回の解説者デビューは業界内でも大きな話題となっているようだ。
「来年のロシアW杯に向け、各局で『小柳ルミ子争奪戦』勃発が確実視されているんですよ」と語るのはテレビ関係者だ。小柳について「解説者デビューとなった先日の解説はフジのスポーツ局幹部も大絶賛していました。他局でも『サッカー中継の数字を上乗せできる逸材』と彼女に期待する声が出ています」と、この関係者は明かす。
もっとも、ネット上では「知識自慢をしているだけ」「自己主張が強くてうるさい」といった手厳しい声も寄せられている彼女の解説だが、むしろ「うるさいぐらいがテレビ中継にピッタリ」(前出・関係者)との認識が各局にあるという。
「日本がロシアW杯に出場できれば、小柳さんは各局で出ずっぱりになる」と続けるこの関係者はさらに、「彼女の台頭で仕事を奪われるタレントも出るでしょう」と言って、その実名をこう明かす。
「フジのブラジルW杯関連番組でスペシャルサポーターを務めたハーフのタレントのハリー杉山はヤバいですね。去年春までサッカー番組『マンフト』のMCを務めたこともあり、同局では『ロシア大会でもハリーを起用』との声が出ていましたが、小柳さんの登場で風向きが変わりかねない。もちろん日本代表がW杯に出場できればの話ですが」
ついにベールを脱いだ「サッカー解説者・小柳ルミ子」。果たしてハリー杉山の運命は──。
(白川健一)