女優で歌手の小柳ルミ子が5月12日、自身初となるサッカー書籍「パスコースがない? じゃあつくればいい。ルミ子の勝手にサッカー学」の出版イベントに登場。熱きサッカー愛を語り尽くした。
1年間に2000試合を観戦する芸能界屈指のサッカーフリークとして知られる小柳は、本書に関して「単なるサッカー本というわけではなく、そこから学んで感じた自分なりの分析を一般社会にも当てはめている」と説明するなど、“上級者”の風格を漂わせたものの、ネット上では「もうアナタの顔は見たくない」「その本は買いません」など、彼女の「大失言」を消化し切れていないファンからの野次が集中している。
「小柳を支持するサッカーファンが多いのには事実ですが、その反面、レアル・マドリードのファンからは総スカンを食らっている現状があります。というのも、レアルのライバルであるバルセロナを愛する小柳が過去のテレビ番組やインタビューで幾度か『(レアルのエース)ロナウドは人間性がダメ』『ヒトとして尊敬できないから大嫌いです』などと発言し、大炎上。『バルサを愛するのは勝手だが、ライバルチームのエースを貶めるのはやめろ』『テレビでロナウドの人間性を悪くいうお前の人間性を疑う』『何も知らない人が聞いたらロナウドのことを誤解するだろ』『影響力のある人が全国ネットで何言ってんの』といったブーイングが発生し、その言動に非難が集まっています。少し配慮に欠けた発言だったと言わざるを得ませんね」(スポーツライター)
愛があふれるあまり、過激な発言へと発展してしまった小柳。自身の愛でるクラブチームを賞賛するべく、ライバルチームを糾弾したくなるのもわかるが、そのチームにも小柳と同様に多くのファンが存在するということを理解する必要があるだろう。
(木村慎吾)