8月17日に放送された「有吉ジャポン」(TBS系)に出演し、都知事を辞任してからの「極貧生活」について赤裸々に語った舛添要一前都知事。
同番組で、舛添氏は現在の月収を「11万円しかない」と明かし、カメラの前で100円のカップ麺をすすってみせた。
さらに舛添氏は8月27日、同局系の「サンデー・ジャポン」に生出演。
またしても貧乏エピソードを語ったものの、杉村太蔵ら共演者から「嘘くさい」と冷めた見方をされた上、都知事辞任の原因になった政治資金問題で「もうお金は返したんですか?」と問い詰められるなど、手厳しい扱いを受けることになった。
都知事辞任から1年以上が経ち、立て続けにテレビ出演を果たした舛添氏。金策のためにメディア出演を増やしていく意図が見て取れるが、今、業界内では彼を巡る「出演交渉メール」が話題になっているという。
「このところ、バラエティやワイドショーを担当しているスタッフの元に『舛添さんが出演するコーナーの企画提案書』がメールで届いているんですよ」と語るのは在京キー局関係者。
「メールを送っているのは舛添さん本人じゃなく、あくまでも彼の知人を名乗る人物からなんですが、その内容が妙にケチケチしていて『舛添さんらしい』とみんな大ウケしていますね」
妙にケチケチした内容とは──。
「『VTR出演・20万円』『スタジオトーク・30万円』『自宅訪問・50万円』『ディスカッション参加・70万円』と金額別のコースが用意されているんです。『値段交渉可』『セット割引できます』なんて注釈まで書いてある。もっとも昔からテレビ業界では、勝手に仲介者を名乗って出演者のギャラを掠め取る『ニセ代理人ビジネス』が横行していますから、これが舛添さんの了承済みのものとは限りませんが……」(前出・在京キー局関係者)
舛添前都知事を巡る真偽不明の「ドケチ出演交渉メール」。偽物にしても舛添氏の“ドケチキャラ”ありきなのであった。
(白川健一)