昨今、政局を語るコメンテーターとしてテレビ出演が増加している舛添要一前都知事。
しばらく音沙汰なしの状態が続いていた舛添氏だが、今年6月には都知事辞任までの経緯を記した著書「都知事失格」(小学館)を刊行。
8月には「有吉ジャポン」(TBS系)にVTR出演して近況を明かすなど、テレビ出演を増加させている。
「舛添さんのテレビ出演への意欲は周囲でも話題ですよ」と語るのはテレビ関係者だ。
「9月2日にもAbemaTVで小池都知事を痛烈に批判していましたが、地上波、ネット問わず出られる番組は全部出るというスタンス。こっぴどくイジられるバラエティ番組でも喜んで出演してくれるので、キャスティングする側としてはありがたい存在です」
そんな舛添氏だが「都知事をやめて1年以上経ったいま、新たに抱いている“次の野望”があるらしいんですよ」と声を潜めて言うこの関係者がさらにこう明かす。
「政治経済の幅広いジャンルをカバーして解説する番組を持ちたいと漏らしていました。それって完全に『池上彰さんのポジション』になりたいということ。決して池上さんの名前こそ口に出さないものの『ああいう風になりたいのか』と思いました」
舛添氏が狙う“池上彰のポジション”。都知事辞任時の“醜態”を視聴者が忘れてくれているとは、まだまだ思えないが…。
(白川健一)