9月11日に放送されたバラエティ番組「月曜から夜ふかし」(日本テレビ系)にて謝罪コメントが発表された。同番組が7月に「9年前に14歳の女性を妊娠させた男性」として映していた人物が、実際には無関係だったというもの。
この放送が原因で、男性の妻は「夫が中学生を妊娠させていた」と信じ込み、子供を連れて家出してしまったという。その男性が「身に覚えがない」と番組に抗議すると、番組側の勘違いだったことが判明。結果、今回の謝罪VTRとなったのだが、そのVTRにはスタジオの笑い声がかぶせられ、MCのマツコ・デラックスからも明確な謝罪がなかったことから、ネタとして済まそうとする構成に視聴者から批判の声が殺到している。
そんな「月曜から夜ふかし」では過去にも、制作側の傲慢な態度により出演者を激怒させた一件があるという。テレビ誌の記者が指摘する。
「株主優待生活で一躍人気となった桐谷広人さんも、スタッフとトラブルになったと雑誌のインタビューで告白。桐谷さんによると、トレードマークである自転車に乗る姿を『他の番組では見せるな』と番組スタッフから指示されたり、彼の優待券にもかかわらず『映画を2本見ろ』とか『鰻を食べてこい』など、あまりに強引な命令が多かったそうです。そのため桐谷さんは『もう出ない!』と激怒したのですが、彼が人気キャラだったためか上層部の人間が謝罪に出向き、事なきを得たようです」
「月曜から夜ふかし」といえば、深夜番組ながら老若男女から支持を得る人気番組。スタッフの傲慢さにより、今後、さらに大きなトラブルが起きなければいいのだが。