9月23日に初日を迎えた映画「ユリゴコロ」で主演を務めている吉高由里子。
公開初日の舞台挨拶に登場した彼女は、同作について「自分も摩耗した作品」と表現。「ずっと泣きっぱなし」と撮影時を振り返り、作品への思い入れを語った。
吉高にとって映画「僕等がいた」以来、5年ぶりの映画主演作となった同作品だが、関係者の評判は上々のようだ。
「ここ数年の邦画の中でも屈指の出来栄えではないでしょうか」と語るのは映画関係者だ。
「初週8位と興行収入は思ったより伸びていませんが、シナリオも映像も本当に素晴らしい。十分巻き返しを狙える作品です」と語る同氏は「吉高ファンの男性なら劇場に足を運んでも絶対に後悔しませんよ」と断言する。
「作中、松山ケンイチとのハードなベッド艶技を見せるシーンがあるんですが、とにかく吉高の色香がものすごい。試写会で見ていて目が釘付けになりました」
熱く「ユリゴコロ」の魅力を語る同氏だが「劇場公開に関して非常に不安に思える要素があるんですよ」とも漏らす。
同作の「非常に不安な要素」とは──。
「ホラー表現が生々しすぎて劇場で失神する人が出るんじゃないかという危惧です。吉高が刃物で他人の腕を切るシーンでは思わず目をそむけてしまいました」(前出・映画関係者)
ホラー表現も大きな特徴の同作。吉高の艶技を見るまでに失神しないよう気をつけたい。
(白川健一)