14年紅白歌合戦紅組司会に抜擢された吉高由里子(26)。下ネタの限界を気にしない吉高の生放送出演に、期待は高まるばかりだ。
期間平均視聴率22.6%。朝ドラ「花子とアン」は過去10年の朝ドラ最高視聴率となった。そうした貢献もあり、紅白紅組司会を射止めた吉高。ところが10月の完全決定まで、「花アン」共演者である仲間由紀恵(35)とのW司会などの情報も飛び交った。
芸能記者が語る。
「8月9日にNHKで放送された『思い出のメロディー』の司会をやったことから、仲間が有力視されました。しかし、これは完全にNHKの仕掛け。紅白に向けた話題作りのために思わせぶりな情報をリークしたのです」
確定した現在でも、吉高には別な意味での“期待”が集まっている。それは制御不能と言われる天然なふるまいにある。
08年に公開された映画「蛇とピアス」で、吉高は全裸での絡みに挑戦している。しかし、撮影が疑似であることがわかると、こう悔しがったという。
「本当にするんじゃないんだぁ」
公私にわたるこうした“伝説”を常に提供している吉高だが、今回は生放送である。コトが起これば取り返しがつかないのだ。
そんなこともありNHK局内では、
「年末の歌番組史上最もスリリングな司会者」
と言われている。本人もオファーが来た時に不安な表情で、
「私で大丈夫なのかしら?」
と心配していたというが‥‥。NHK関係者が明かす。
「吉高さんは濁音の発音が汚く聞こえるクセがあるとのことでした。そこでNHKの講師が矯正しているのです」
裏で行われている“秘”特訓には、総合司会を務める有働由美子アナ(45)も加わっている。大舞台にふさわしい舌使いと声の出し方を教わっているのだ。
吉高効果はこうした「話題作り」だけではなかった。
「同じ事務所にいる福山雅治さんが出演してくれました。もっと大きかったのはやはり同じ事務所のサザンオールスターズが特別出演してくれることです」(NHK関係者)
かくして今年の大みそかは、吉高の、吉高による、皆さんのための紅白となったのだ。