9月29日の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)で、元プロ野球選手・江本孟紀氏が掛布雅之阪神2軍監督退任について語った。
「掛布については阪神も恐々と使っていて、小出しに使っているうちに評判が悪くないっていうんで2軍監督までにした。阪神っていうのはどっかの政党みたいに、そうやって様子を見ながら首脳陣を決める。金本で優勝できなければ掛布が1軍の監督になる可能性だってある」
今後、掛布氏は何らかの形で阪神球団に残ると言われているが、これについては「掛布は阪神と早く縁を切って、ロッテの監督をやるのが一番いいんですよ。(出身地である)千葉の球団だから。ロッテの監督なら誰がやってもそんなに‥‥」と爆弾発言。スタジオは爆笑に包まれたが、ロッテの監督というのは意外にアリではないかとスポーツライターは語る。
「阪神以外の球団で指導者になる道があってもいいと思います。もともと阪神と掛布さんは軋轢があったわけで、やりにくい面はあったはず。若手を褒めて育成する掛布さんのスタイルは時代に合っているし、一度のびのびと好きなように監督をさせてあげたい。大スター掛布がこのまま引っ込んでしまうのは惜しい。そう思っているプロ野球ファンは少なくありません」
この話題の最後に江本氏は「私もいつでも監督やりたいんだけど、どこからも依頼がない。オーナーの見る目がないから」とまたもや爆笑を誘ったが、しばしば鋭い発言をするだけに「監督・掛布」の可能性は十分にあるのかもしれない。
(笠松和美)