菊川怜が9月29日、朝の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ)の司会を卒業した。本番前から泣きベソ顔の菊川だったが、残り20分というところで、出演してきた5年3カ月を振り返るダイジェストがスタート。時に大号泣するお別れシーンが繰り広げられた。
「長いような短いような感じもするんですけど、やめるにあたって初めてわかったというか。こんなに『とくダネ!』が大好きで、みなさんが大好きだった。やめて初めてわかることってあるんだなって」
と言って嗚咽をもらす菊川。ところが、こんな涙を誘うような感動のシーンも、即座に小倉智昭キャスターに「もうちょっと早く気付いてほしかった。やめるにあたって、それ言われても」と茶々を入れられる始末。その後「またコメンテーターとして番組に来ますか?」と小倉キャスターに振られると、「小倉さんが夏休みの時に来ようかと思ってます」と早々と“条件つき出戻り”宣言した。
「スタジオには笑いが起きて、小倉キャスターは『いやあ、成長したよね、怜ちゃんがこんなふうに切り返してくるとは…』と言ってましたが、表情は若干引きつっているようにも見えましたね。長い間不仲を噂されていた2人だけに、心の底ではどこか微妙に相容れない関係だったように感じました」(芸能ライター)
番組ラストでは、「ありがとうございました」と、菊川はピースサインをしながら、本当に晴れやかな笑顔で締めくくっていたが…。
「今年4月に実業家と結婚したものの、相手に離婚歴があり、3人の女性との間に4人の婚外子がいたことが報じられました。そのため菊川のメンタルはかなり弱ってしまったのでは、と噂され、結婚後も同居しないままの新婚生活を続けていたことで、夫婦の危機説まで伝わってきた。『とくダネ!』担当中は週5日、朝5時に局入りというハードスケジュールを余儀なくされていたこともあっての別居状態かもしれませんが…」(前出・芸能ライター)
10月からの仕事は今のところ、6日放送の同局のお笑い番組「ネタパレ」(フジテレビ系)のゲスト出演ぐらい。
「番組卒業発表時のコメントでは『今後もいろいろなことにチャレンジしていきたい』と意欲的でしたが、女優業はしばらく開店休業状態のようですね。まずは夫婦の距離を縮めることが先決問題となりそう。同居を出発点として、多忙な夫とできる限りコミュニケーションを密にとることに全力を注ぐんじゃないでしょうか」(女性誌記者)
いい意味で涙が出るような“近況報告”を待ちたいところだ。
(塩勢知央)