第48回衆議院選挙で日本維新の会から立候補していた元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏。千葉1区で落選し、南関東で比例1位にランクされながら比例で復活することもできなかった。
この落選について「千葉県民として心底安心した」、「最悪の悪夢は逃れた」など、ネット上には安堵する声が続々と集まっている。
「何だかんだで知名度はあるし、比例1位という圧倒的に有利な立場にあることもあって、当選するのではないかと心配されていました。ですが得票率が10%を切って比例復活もできなかった。SNSでは以前から『彼を国会議員にしてはいけない』といった意見が目立っていましたが、まさか本当に落選するとは思いませんでした」(週刊誌記者)
長谷川氏といえば「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」など過激なブログで有名だが、この信じられないほど下劣な文章については「表現方法が間違っていた」、「悪く捉える人が多く捻じ曲げて広められた」とするだけで、いまだ内容についての謝罪はない。
「謝罪しないのは本心だからなのかと思っていたんですが、そうではなく、これだけ多くの人たちが傷つき怒っている理由が本当に理解できていないのかもしれません。社会保障の問題は確かに重要ですが、社会的弱者をやみくもに攻撃するような人物を国会議員にしたい人がいるでしょうか」(前出・週刊誌記者)
注目されているのは今後の身の振り方だが、過激ブロガーとして今後も吠え続けるのだろうか。くれぐれも社会保障の世話にならぬよう、しっかりと生計を立ててほしいものだ。
(笠松和美)