若手俳優の注目株・松本大志の存在感が急上昇している。
今年4月から朝の情報番組「PON!」(日本テレビ系)で“お天気お兄さん”を担当し、着々と新規ファンを増やしている松本。11月からは舞台「クローズZERO」に主演することが決まり、制作発表会では「(劇場版で主演を努めた)小栗旬さんに負けないぐらいの愛を持って演じたい」と語った。
舞台の宣伝を兼ね、10月25日放送の「PON!」に、いつもとは違い、舞台の役どころの衣装である学ラン姿で登場した松本は共演者の永野と“挑発合戦”。先輩タレントを相手にビンタの応酬を繰り広げた。
「キメた口調で『これが役者、松本大志です』話した松本に永野は『PON!と違って役者の時は真剣になるって、PON!ナメんな、マジで』と席を立って挑発。松本とにらみ合い、松本が軽く永野のホオを叩くと、永野はバチン!と音がするほどのフルスイングで強烈なビンタを見舞ったんです。最後は司会者に羽交い絞めにされて止められてましたね。松本は『こんな感じで舞台上でもアツく戦ってますんでぜひ見に来てください』と話すなど、どうやら、打ち合わせずみのギャグのようだったんですが、微妙にスタジオが静まり返ったりもして、視聴者から批判が殺到したんです」(テレビ誌記者)
そんな松本の評判は、業界内でも高まっている。
「イケメンで演技が上手いだけじゃなく、しゃべりも面白い。彼が所属している『劇団番町ボーイズ☆』の冠番組でもいいキャラしているんですよ」とは、以前から松本に注目しているというエンタメ系ライターだ。
「今後、確実にブレイクに至ると思います」と語る同氏は「彼は、本人の実力以外の面でも“圧倒的な強み”を持っているんです」と指摘する。
実力以外の“圧倒的強み”とは?
「名前がダウンタウンの松本人志さんに酷似していることです。ネットニュースの編集者いわく『彼の記事は“松本人志さんの記事と間違えてクリックされる可能性”が高いため、アクセス増の期待を寄せられ、言動が記事化されやすい』とのこと。ネット社会ならではの強みを持っているんです」(前出・エンタメ系ライター)
存在感を増す俳優・松本大志。ブレイク必至といわれる背景には“トクする名前”があった。
(白川健一)